普段はトマトの栽培をメインに行っているのですが、合間に自宅食用と青山マルシェでの販売用のお米を栽培しています。
過去の作業時間で考えると丸2日かければ終わる作業内容ですので、今年も日曜日と月曜日の2日間かけて稲刈りと、お米を乾燥させる為のハサ掛けという作業を行いました。
昨年は雨の日が少なかった影響で稲が大きく育たず、収量がかなり下がってしまったという悔しい結果でした。
今年は記録的な猛暑で心配していましたが、時々発生するゲリラ豪雨のおかげで水量が十分に保たれていたみたいで、稲刈りをした際にずっしりと嬉しい重みを感じれてとても良かったです。
稲刈りの工程としては、まず初めに稲刈り機が刈りやすいように、稲の5列目くらいまで周りを刈ることからスタートします。(少し見にくいですが、画像の上の左の段で行われている作業です。)
この工程を挟まないと稲刈り機をうまく回転させることができず、作業効率が落ちてしまう結果に……。
その後ハサ掛けを行う土台を組み立てる作業を行うため、先に組み立てる場所だけ刈り上げ組み立てている最中に残りの稲を一気に刈っていきます。(写真は2日目の作業途中)
全てを借り終えたら運搬機でハサの近くまで稲を運び、田んぼに落ちている稲が無くなるまでひたすら運搬しては掛けてを繰り返す作業を行いました。
個人的にはこの作業が大好きで、運搬機で稲を運び続けると刈り上げ後の田んぼが姿を現して、作業が完了している証が段々と広がり、目に見えて自分の行動の跡が分かる瞬間がたまりません!
加えてよく稲が成長した割にはそこまで田んぼの下の泥が柔らかくなく、泥に足を取られる回数も少なかった為終始ストレス無く終わらせられました。
例年は10月中旬から下旬にこの作業を行うのですが、猛暑のおかげで予想以上に稲の成長が早く、9月末での稲刈りのスケジュールに変更。
人の場合、あまりにも暑い日が続くと疲れて作業効率がどうしても落ちてしまいますが、野菜は稲は何のそので、スクスクと成長してくれます。
あらめて、植物の逞しさを感じさせられるこの2日間でした。
全てが完了した後の光景は絶景で、秋らしい雰囲気を農園に漂わせてくれます。
秋の一大イベントが終了したので、残りはトマトの作業に専念し、シーズンオフまでお客様に美味しい作物を届けられるよう引き続き作業あるのみです!