農園の仕事もいよいよ本格的に始まってきています。
先日は、タネから育ってきたトマトの苗を実際に育てるハウスへ植え替えの作業を行いました!
タネの状態からハウスに植えてしまうと、水やりの際に広範囲に水をかけなければならずとても効率が悪い為、一度ある程度の大きさまでポットの中で育てるという工程を挟み植え替え作業を実施します。
水やりの効率を上げる以外にも、苗ごとの生育状況を把握し同じ成長スピードの苗を同じハウスに植えて収穫の時期を揃えたり、トマトが最初の花をつけた際通路側に花を向けることで、収穫をしやすくしたりするなど様々な目的があります。
その目的の中でも花の蕾をつけたタイミングで植え替える工程が重要です。
トマトの苗は1段目の花を咲かせた向きと同じ向きに2段目、3段目と花をつける習性があり、向きを間違えると収穫の際に通路側にトマトが成らず、収穫に手間がかかります。
また苗同士の間にある程度の間隔が空いていないと成長の妨げになるので、スケールで測って適度な間隔を保ちながら1本ずつ植えていきました。
全てを植え終わった後に苗を見ると元気よく花を咲かせており、なんだか嬉しそうです!
実際に収穫するまではまだまだ時間はかかりますが、元気に成長させたトマトをお客様のお手元に届くまで心を込めてお世話していきます。